【FTM・性同一性障害のスーツ解決策】オーダースーツ7選。安いのからこだわりまで

「ちょうどいいサイズのスーツがない」
「既製品のスーツだと合わない」
「メンズスーツがほしいと言うのに勇気がいる」

FTMがスーツを買う際にこんなことを経験するでしょう。
スーツは勝負服。自分に合ったものでないと決まりません。
反対に自分に合ったかっこいいいスーツを着られると、自己肯定感がぐっとあがります。

そこでここではFTMがスーツを買う際にオススメのショップを7つご紹介します。
あなたも自分に合ったスーツを見つけてください。

たっしー

コスパを重視、LGBTへの配慮重視、などいろんな切り口で紹介しますね。

目次

【コスパ重視】オーダースーツSADA

「オーダースーツって高そうだから手が出ない......」という方もいるのではないでしょうか。
コスパ重視でまず手軽に試すなら『オーダースーツSADA』がオススメです。

フルオーダースーツが初回お試しで21,780円。
初めてオーダースーツを試してみるには、ありがたい価格ですね。

ネットから予約をして店舗で採寸をするスタイルです。店舗での採寸に抵抗がある場合には向きません。
全国に49店舗構えており、住んでいるところの近くから探して予約、予約当日に店舗に行ってだいたい1カ月ぐらいで届きます。

届いてから1か月以内であればお直しは無料なので安心です。しかもウエストに関しては1カ月以上たってもずっと調整無料。
体系が変わりやすいFTMにとっては結構ありがたかったりしますね。

【店舗に行きたくない】Suit ya

「店舗での採寸にはちょっと抵抗がある......」という場合には「Suit Ya」がオススメです。

計測方法は3通り。
①自分で採寸をする ②自分に現在あっているスーツを送る ③既成サイズから選ぶ

どちらにしても自ら店舗に足を運ぶ必要はありません。
採寸⇒購入まですべてオンラインで完結します。

だから未治療の状態で「メンズスーツがほしい」と言いにくい、という場合でも問題なし。

ただ①の自己採寸ではなかなかピッタリのものを作りにくいというデメリットも。
値段も29,800円~と比較的リーズナブルなので、まずはお試しというのもアリです。

いまなら新規会員登録で1000円オフクーポンがもらえます。

【スーツ以外も買いたい】FABRIC TOKYO

自分で計るか、店舗で計るか気分によって変えたいという場合には「FABRIC TOKYO」がオススメです。
無料のメジャーを送ってもらい、自分で計ってサイズを登録できます。
そしてそのままweb上から生地を選んでカスタマイズをして、注文。
全てオンライン上で済ますこともできます。

FABRIC TOKYOはそれに加えて首都圏14か所にある実店舗での採寸もできます。
店舗に行けば、プロの手で計ってもらうことができるので自分にピッタリなものが出来上がりやすくなります。
届いたもののサイズ感が合わなかった場合でも、50日間はお直し無料。

自己採寸でも店舗での採寸でも一度登録をしてしまえば、その後はスーツはもちろんのことシャツやチノパンなどもすべて自分の身体にあったピッタリしたものをオンラインで注文できるので便利です。

FABRIC TOKYO公式HP

【早くスーツがほしい】KASHIYAMA

できるだけ早くスーツを用意しなければならない、という場合には『KASHIYAMA』がオススメです。

KASHIYAMAは注文から最短1週間という、オーダースーツとしては爆速のスピードで届きます。
費用も3万円からと比較的低価格。

採寸はオンラインでの自己採寸でも店舗での採寸も可能です。
他の自己採寸と違うのは、身長・体重・年齢・体型に関する質問に答えていくだけでOKという手軽さ。

しかもKASHIYAMAは1年間サイズ直し無料です。
ホル注をすると、肩の筋肉がつきやすくなったり、太ももや尻の脂肪が減ったりと体型が急激に変わる傾向にあるので、かなりありがたいです。

【LGBT当事者が運営】keuzes

FTMにより理解があるところで採寸をしたいという場合には、『keuzes』がオススメです。

keuzesはFTXの当事者である田中史緒里さんが代表を務めています。
女性の体型にも合うメンズデザインのオーダースーツを作っています。

そしてkeuzesの場合、全国どこでも出張採寸に来てくれるのが最大の特徴。
自宅など、自分の好きなところで採寸ができるのはありがたいですね。

ただ最安でも89,000円+税で97,900円と他に比べると高額です。
注文時に26,700円を先払いしてから採寸という流れになります。しかし出張採寸でのフルオーダーと考えればむしろ安いと感じる値段でしょう。
また採寸から8週間程度と時間がかかるという点にも注意しましょう。

ただFTMも体型の事情を汲んでくれるし、他のところよりも「メンズスーツがほしい」と言いやすいのはかなりありがたいですね。

keuzes 公式HP

【LGBT理解が深い】アスター

アスターもLGBTに関する研修を実施しているLGBTフレンドリーな企業。
研修をがしっかりと配慮をしながら対応をしてくれます。

しかも2着で44,000円~とありがたい低価格。
ただし店舗が千葉県の佐倉市と八千代市の2店舗のみなので、遠方の場合には交通費なども鑑みると高額になってしまうかもしれませんね。

千葉県在住なら一度足を運んでみることをオススメします。

【自分らしさを重視】ファブリックレインボー

メンズスーツ/レディーススーツとかいう区切りもめんどくさい。
とにかく自分に合うスーツを着たい。という方には、ファブリックレインボーがオススメです。

先ほど出てきたアスターを作った井出俊信さんが立ち上げたブランド。
そもそもメンズ/レディースという区切りがなく、自分に合ったスーツを作ることができます。

店舗での採寸限定ですが、採寸場所は完全予約制で、プライベートなフィッティングルームが確保されています。
そしてアスターの製品が基本となっているため、2着で44,000~ととっても低価格。
ただしこちらも店舗が千葉県船橋市にしかないため、遠方の方は注意してください。

まとめ

FTMがスーツを買う際に、利用しやすいサービス・店舗を7つ紹介しました。
やはり自分に合ったかっこいいスーツを身に付けるだけで、自然と胸を張れるようになり、その日の気分もよくなります。

初めてのオーダースーツならまずは低価格のものから試してみてはいかがでしょうか?
反対にせっかくのオーダースーツなので、LGBTへの配慮がある店舗に足を運んでしっかりと採寸してもらうのもいいでしょう。

是非自分にピッタリのスーツを作ってください。

ついでにYシャツなどを一緒に作るのもアリです。
金銭的に難し場合には、Yシャツだけは既製品をかってアームバンドなどで調整することもできます。

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